概 要

ごあいさつ

長崎大学大学院 工学研究科
インフラ長寿命化センター
センター長 (SIP研究責任者)

松田 浩 教授

安全安心なインフラシステムを目指す

内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)プロジェクトにおける「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」の分野では、センサーやロボット、非破壊検査技術、劣化や損傷状況等の様々な情報を把握、蓄積、活用する点検、診断技術の開発が研究機関や産業界を中心に進められています。これらを維持管理に活用することにより、中長期的な維持管理・更新等に係るトータルコストの縮減や維持管理業務の効率性の向上に寄与することが一層期待されています。
インフラ長寿命化に資する新技術の研究開発・実証やその導入も重要であり、九州・山口地域においても戦略的に推進していく必要があります。
そこで、長崎大学を代表校とした九州・山口地域の11大学からなる研究グループでは、九州・山口地域における公共土木施設の維持管理に携わる自治体や地域建設業のニーズを把握し、SIP開発技術や大学開発技術の現場実証試験の開催を通じて、新技術を導入するためのしくみを構築します。
皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。