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第 4回インフラ維持管理に向けた革新的先端技術の社会実装の研究開発に関する技術説明会

長崎県には島を結ぶ橋梁が多く、潜水夫による点検が必要な場合があり点検コストが高く なっている。佐賀県や福岡県南部にはクリークに架かる橋梁も多く、同じ課題がある。これ らの課題を解決するために、港湾の桟橋施設の点検技術を橋梁に使いたいとする地域の要望 が挙げられていた。このため、第 4 回目の研究開発技術説明会では港湾構造物の点検・診断 システムを対象に開催した。説明会では、SIP 技術の開発者からの説明を聞き、SIP 関係者、 オブザーバーが意見交換を行った。

日時:平成 29 年 10 月 19 日(木) 【SIP 技術説明会】14:00~17:20
会場:長崎大学 総合教育研究棟 多目的ホール(2F)
(長崎市文教町 1-14 TEL: 095-819-2880)
参加者 全体で 35 名

【SIP 講演会】
「港湾構造物のライフサイクルマネジメントの高度化のための点検診断および性能評価に関
する技術開発」No.59 港湾空港技術研究所 加藤絵万
【SIP 技術説明会】
・「ラジコンボートを用いた港湾構造物の点検・診断システムの研究開発」
No.12 五洋建設株式会社 水野剣一
・「空洞及び裏込沈下調査におけるチャープレーダ等特殊 GPR 装置の研究開発」
No.13 川崎地質株式会社 山田茂治
・「薄板モルタルによる塩害環境評価/鉄筋腐食環境センサと腐食膨張センシング技術」
長崎大学 佐々木謙二 、大平洋セメント株式会社 早野博幸